Room4 電卓以外の計算用具の部屋 代表的な計算用具
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Intel 4004 |
1971年11月発売された世界で最初のMPU。一口に4004といっても発売時期、用途などにより様々なバリエーションがあった。中でも、Transparent
chip及びGold
chip (両者ともCタイプ)、Plastic chip (Pタイプ)、
Ceramic chip (Dタイプ)の4種類が代表的なタイプである。発売時期はCタイプ、Pタイプ、
Dタイプの順となっている。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/intel4004/intel4004.html |
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NEC TK-80 |
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1976年に日本電気から8万8500円で発売された日本で最初のマイコン。マイコンブームを生むきっかけとなったマシン、組立説明書に従って組み立てていくトレーニングキットだった。ディスプレイも8桁のLEDで、キーボードも16進数キーとファンクションキーがいくつかあるだけ、BASICもないということで、何ができるわけでもなかったにもかかわらず、当初の予想に反し大きな人気を博した。 |
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Osborne Osborne 1 |
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1981年3月に発売された世界最初のポータブルコンピュータ。 ポータブルとはいえ、携帯ミシンほどの大きさがあり、重量は13kgある。底のカバーは広げるとキーボードになり、2台のフロッピーディスク・ドライブにはさまれた5インチのディスプレイが現れる。この画面では小さすぎて英数字80桁のテキストを1度に表示できないため、画面を「窓」に見立てて少しずつ表示するしかなかった。当時の価格は1795ドル。 |
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タイガー計算機 特装型18号 |
タイガー計算機は、1923年大本寅治郎により発明された。その計算機は彼の名をとって「虎印計算機」を命名された。虎印計算機の原理は当時のオドナー式計算機の原理と基本的に同じものであるが、大本本人がこの計算機の情報を得ていたかどうかはわからない。発売当初は2階建ての家が買えるほど高価なものであった。虎印計算機の完成後しばらくして虎印は「TIGER
BRAND」に、大本鉄工所はタイガー計算機製作所と改称された。タイガー計算機は、価格の低下とともに出荷数が順調に増加し68年頃のピーク時で年間4万台に達した。当時はライバルメーカーも多くあったが、タイガー計算機の知名度は抜群で他メーカーのものもみなタイガー計算機と呼ばれていた。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/mechanical/mechanical.html |
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PILOT計算機 P-3型 |
PILOT計算機は、1961年キーバー計算機をPILOTが買収してできたものでP−1、P-3型が製造販売された。これらの計算機は当時の国産計算機の中で最も小型であったことからしばしば自動車に積み込まれラリー競技に使われた。当時の価格は28,000円。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/mechanical/mechanical.html |
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コンティナ CURTA |
クルタ計算機はユダヤ系オーストリア人のクルト・ヘルツシュタルク(Curt
Herzstark)が発明した世界で最も小さい機械式計算機である。彼はユダヤ系ということでナチスにより収容所に送られたが、収容所においてこの計算機のアイデアを完成させた。戦後,リヒテンシュタインの皇太子がこの設計に興味を持ち,コンティナという国営企業を設立し、「クルタ計算機」という名前で全世界に製造販売した。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/mechanical/mechanical.html |
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シャープ PC-1211 |
1980年に初買いされたSharp 初の BASIC 搭載ポケコン。黄色液晶。米国Tandy 社からもTRS-80 Pocket Computer としてOEMで発売された。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/pocket/pocket.html |
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エプソン HC-20 |
ハンドヘルドコンピュータの歴史は、1982年エプソン(当時信州精器)から発売されたHC-20のヒットによって始まった。HC-20の当時の人気は相当なもので、専門雑誌「Oh! HC」(ソフトバンク)まで発行た。海外ではHXシリーズとして販売された。その後HC-40、HC-88などが相次いで発売され人気を博した。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/pocket/pocket.html |
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Tandy TRS-80 model 100 |
TRS-80
model 100 (Tandy) 最も有名なハンドヘルドコンピュータ。京セラにより作られTANDY社が発売した。世界的にみた場合、ハンドヘルドコンピュータの歴史はこのマシンのヒットで幕をあけた。1.7kgのボディにモデムを搭載し、ワープロ機能やスケジュール管理機能を搭載したこのマシンは新聞記者などの間で大流行し、あまたの会見会場はこのマシンで書いた記事を電話で転送する記者の姿であふれた。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/pocket/pocket.html |
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セイコー UC-2000 |
UC-2000は、1984年服部セイコーとセイコー電子工業(株)が発売した世界で最初のリストコンピュータである。「腕コン」という愛称が用いられ、電卓付き腕時計などとともに多くの関心を呼んだ。 UC‐2000 シリーズと名付けられた製品は、腕時計型の表示部(UC‐2000)とキーボード部(UC‐2100)、プリンタ付属のコントローラ部(UC‐2200)、そして RS‐232C を装備したインターフェイスアダプタ(UC‐2300)からなる。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/degitalwatch/degitalwatch.html |
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NEC PC-98HA (Handy 98) |
1990年に発売された。愛称は"Handy
98"。B5 サイズ、重量は1.1 kg、 CPU は V50(10MHz)。バッテリーで7、8時間駆動可。電気を節約するため、98ではないシステムを使った。そのため98のソフトが使えずやがて市場から消えていった。しかし、これに愛着を持っている人も多い。ある意味では最初のモバイルパソコンともいえる。今みても非常にラブリーなマシンである。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/notetype/notetype.html |
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Apple Macintosh Portable |
Macintosh
Portable はApple社が発売した最初のポータブルコンピュータである。しかし実際はポータブルというにはあまりに大きいマシンで重量も16ポンドもある。1989年に発売され価格はなんと998,000円もした。 1MB
RAM (5 MBまで拡張可),40
MB HD, 1.4MB フロッピードライブ、アクティブマトリックススクリーン(non-backlitタイプ)及びトラックボール(この機種で初めて採用された)から成る。その後、バックライトタイプも発売される。 白で統一された斬新なデザイン、今でも古さを感じさせない。アップル社のパソコンは芸術品であるとの考え方のもと、本体の内部には開発者のサインを刻んでいる。魅力的なマシンである。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/notetype/notetype.html |
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Fujitsu Oasys Pocket 3 |
小型日本語ワープロ。単三電池駆動でどこにでも携帯でき文書が書けた。Pocket
Poket2と異なり内部にはROMでMS-DOSが内蔵され、キー操作でDOSモードに移行できるので、いろいろなソフトを入れ独自にカスタマイズして使いこなす楽しみがあった。非常に小さくわずか490gと軽量。キーボードはJISと親指シフトがあり、キータッチの評判がよかった。単3、2本で10時間使用できた。9万9800円。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/worpro/worpro.html |
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東芝 GENIO PCV100 |
1997年4月に東芝から発売された32Kbpsデータ通信対応のPHS内蔵型形態情報端末。 |
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Ampere WS-1 |
WS-1
は 1985年、Ampere 社によって設計され 日本信号により製造された世界最初の
APL(A Programming Language) ラップトップコンピュータである。CPUには68000(8MHz)
を使用し手前にマイクロカセットを装備している。また、マルチタスク
OS "BIGDOS"を内蔵している非常にユニークなマシンである。しかし、最もユニークなのはマシンのスペックよりそのデザインである。一見昔のシトロエンのように見えるが、ディスプレイを閉じたとき翼の断面のような形は非常に奇抜かつ未来的で、とても20年前作られたものとは思えない、後世に残すべき優れたデザインである。 |
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http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/notetype/notetype.html |
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Marksman 試作機1 |
新製品の開発過程で作られた試作品。 深緑色の落ち着いたデザインで、非常にスレンダー。表示部分は左側のボタンを押すと持ち上がるようになっている。 |
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http://www.dentaku-museum.com/calc/calc/92-bunrui2/9-prototype/prototype.html |
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Melcor SC-535のプロトタイプ |
1974年から75年にかけて販売されたMelcor
SC-535 のプロトタイプモデル。 表示は赤のLED、本体は透明のクリアケースを使用している。内部にはCPUやコンデンサが配置されているが使用はできない。スイッチは代替品を使用している。 |
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http://www.dentaku-museum.com/calc/calc/92-bunrui2/9-prototype/prototype.html |