QUADERNO33 (Olivetti)

 1993年秋発表されたA5サイズノートパソコン。
日本オリベッティの日本市場再参入の際のフラッグシップマシン。巨匠マリオ・ベリーニによる独特のデザイン、スペックで人気が沸騰し、現在でも根強い人気を誇る。
 基本的に英語DOS/Windows3.1マシンであるが、Win/VのインストールによりOSレベルは英語のままで日本語環境を構築できた。キーボード右上がトラックボール、左上にはテンキーが配置されている。B5サイズでテンキー内臓は非常に珍しい。真ん中にはディスプレイがついており時刻やバッテリー残量が表示される。フタが閉まっても見える構造になっている。中央部分、へその位置にパワースイッチが付いている。ふたを閉じるとボイスレコーディング用のHDD録音/再生ボタンがついており、4時間の録音が可能。後部にはシリアル、パラレル(外部FDD兼用)、外部ディスプレイの各ポートの他、FAXモデムポートも標準装備。右サイドにはICカードスロットが付いている。