日本計算機 SM-21
日本計算機は機械式計算機の市場でタイガー計算機と並んで大きなシェアを持っていた企業である。
同社は事務用機器などを製造販売していた「昌和洋行」の子会社として昭和17年に設立された。設立当初より計算機の研究・試作に取り組み、昭和19年に計算機の国産化に成功した。その後、同社は様々な機種の開発を行い、昭和31年には手動式計算機の決定版ともいえるSM-21 開発し、飛躍的な売り上げを実現した。また、昭和39年にはSM-21型を改良したHL-21 型を生産、販売した。
博物館所蔵の機械式計算機
タイガー 特装型18号
日本計算機 SM-21
Brunsviga Midget
WALTHER WSR 160
Pilot P-3